AIモデルを選ぶ
ProAI Studioは、複数のAIモデルを1つの画面から使い分けられます。この章では、モデルの選び方、画像生成モデルの画質調整と挙動、ローカルLLM、そして安全にクラウドへ送るしくみを説明します。
対応しているAIモデル
ProAI Studioは、さまざまなAIモデルに対応しています。送信ごとに好きなモデルを選んで使い分けられます。おもな系統は次のとおりです。
- Claude(Anthropic)
- GPT(OpenAI)
- Gemini(Google)
- Grok(xAI)
- ローカルLLM(オープンソースのモデルを自分のパソコンの中で動かすもの)
選んだモデルに応じて、送信先は自動で振り分けられます。すべてを揃える必要はありません。ローカルLLMだけならAPIキーなしで使えますし、クラウドはご自身のAPIキーを1社ぶんだけ設定して使うこともできます。
AIモデル選択画面で選ぶ
使うモデルは「AIモデル選択画面」で決めます。この画面は、テキスト用と画像生成用が上下で分かれています。
開き方
- ⇧⌘M を押します(メニュー「表示」→「AIモデル選択画面」)。
- 指示デッキの左ボタンを「AIモデルを選ぶ」に切り替えてクリック、またはデッキ常設のモデルボタンでも開けます。
- コントロールパネルの「AIモデル選択」からも開けます。
テキストモデル(上段)=複数選べる
上段のテキストモデルは複数選択できます。選んだモデルの数だけ、1回の送信で回答カードが生まれます。たとえばClaudeとGPTとGeminiの3つを選んで送れば、同じ質問への3社の答えを横並びで見比べられます。テキストモデルは必ず1つ以上選んでおく必要があります。
画像生成モデル(下段)=1つだけ
下段の画像生成モデルは1つだけ選ぶ方式です。2つ目を選ぼうとすると「1つだけ選択できます」と案内されます。
モデルはカテゴリ(会社)ごとに、性能順に並んでいます。それぞれにアイコンと、コストの目安を示すゲージ(🟨の数が多いほど高性能・高コスト)が付きます。画像モデルには、コストゲージの代わりに後述の画質スライダーが付きます。
2026年7月時点のラインナップ
各系統で対応しているモデルの一覧です。ラインナップは随時更新されます。ここにあるすべてを使う必要はなく、あくまで選択肢としてご覧ください。
| 系統 | テキストモデル | 画像生成モデル |
|---|---|---|
| OpenAI | GPT 5.6 Luna / Terra / Sol | GPT Image 2 |
| Anthropic | Claude Haiku 4.5 / Sonnet 5 / Opus 4.8 | — |
| Gemini 3.1 Flash-Lite / Gemini 3.5 Flash / Gemini 3.1 Pro | Nano Banana 2 Lite / Gemini 3.1 Flash Image | |
| xAI | Grok 4.3 / Grok 4.3 Reasoning | Grok Imagine Image |
| OSS(ローカル) | Gemma 4 :12b / Qwen3.5 :9b | — |
画像生成モデルと画質調整
画像生成モデルのタイルには、画質を選ぶスライダーが付いています。設定はモデルごとに記憶され、次回もそのまま使われます。
| モデル | 選べる画質 | 画像入力(i2i) |
|---|---|---|
| GPT Image 2 | 低 / 中 / 高(初期値:低) | 対応 |
| Nano Banana 2 Lite | 1K固定(スライダーはグレーアウト) | 対応 |
| Gemini 3.1 Flash Image | 512 / 1K / 2K / 4K(初期値:1K) | 対応 |
| Grok Imagine Image | 固定(スライダーはグレーアウト) | 非対応(「画像読込不可」バッジ付き) |
画質を上げるほど仕上がりは高精細になりますが、そのぶん生成に時間がかかります。まず低めの画質でラフを量産し、決定稿だけ高画質で作り直す、という使い方が効率的です。
i2i(手持ちの画像をもとに描く)
「対応」のモデルは、カードに貼られた画像を入力として渡すと、その画像をもとに描き直す編集モードで動きます。構図を保ったまま画風を変える、写真をイラスト化する、といった使い方ができます。
画像モデルを選んだときの挙動
画像生成モデルは「選んだだけ」では動きません。実際に絵を作るのは、指示デッキの送信ボタンを「画像を生成」モードにして送ったときです(送信モードの切り替えは「指示デッキの使い方」の章へ)。送ったときの挙動は次のとおりです。
- 盤面のクリップカードを選んで送る ── 各カードの本文をもとに画像を作り、そのカード自身へ埋め込みます。カードに既に画像がある場合は差し替えの確認が出て、元の画像は下絵(i2i入力)として使われます。
- デッキの指示カード+入力、または入力だけで送る ── 新しいクリップカードを作って画像を配置します。
画像生成モードでクリップカードを選ぶと、送信ボタンがサクランボ色にパルスします。これは「押すと選択カードに画像が埋め込まれる」合図です。
ローカルLLM(通信なしで動かす)
ローカルLLMは、自分のパソコンの中だけでAIを動かすしくみです。外部と通信をしないため、入力した内容が外に出ていく心配がありません。APIキーも不要で、ProAI Studioをローカルだけで使うこともできます。
| モデル | ダウンロードサイズ |
|---|---|
| Gemma 4 :12b | 約7.4GB |
| Qwen3.5 :9b | 約5.9GB |
ダウンロードして使う
- AIモデル選択画面で、未ダウンロードのローカルモデルのタイルを選びます。サイズと説明、ダウンロードボタンが表示されます。
- ダウンロードを開始します。進み具合はゲージで表示され、画面を閉じても再開したときに復元されます。
- 完了すると、そのまま送信に使えるようになります。不要になったら、タイルの×ボタンから削除できます(確認が出ます)。
APIキーとクラウド送信の同意
Claude・GPT・Gemini・GrokのようなクラウドのAIを使うには、その会社のAPIキーをご自身で用意して設定します(BYOK=Bring Your Own Key方式)。すべての会社ぶんを揃える必要はなく、使いたい会社のキーだけで大丈夫です。
- アプリメニューの「APIキー設定」を開きます。
- 使いたい会社のAPIキーを貼り付けて保存します。
- AIモデル選択画面で、その会社のタイルが選べるようになります。
クラウドへ送る前の同意ゲート
クラウドのAIへ内容を送る前に、第三者への送信について確認する同意画面が表示されます。送信先(選んだモデルの提供元)と送信内容(入力テキスト・添付画像・会話の文脈)が明示され、同意すると送信されます。同意はあとから設定画面で変更できます。ローカルLLMは外部に送らないため、この確認の対象外です。
