保存・書き出し・読み込み
この章では、作った盤面をプロジェクトとして保存し、成果をWordやPDFなどの書類に書き出し、外部のファイルを盤面へ取り込む方法を説明します。保存と書き出しは、買い切りの「オプション」で解放される機能です。
オプション(保存機能)について
ProAI Studioは、盤面での作業・AIへの送信・ファイルの読み込みなど、作る作業はすべて無料で使えます。作ったものを「ファイルとして残す・配る」段階が、App Storeの買い切り購入で解放されるオプションです。
- 未購入の間も、対象の機能はメニューに表示されています(鍵マーク付き)。使おうとすると、購入のご案内(「保存機能を購入」「購入を復元」「閉じる」)が表示されます。
- 過去に購入済みの方は、アプリメニューの「購入を復元」を選べば、買い替えたMacでもそのまま解放されます。
プロジェクトを丸ごと保存する(.cdeck)オプション
盤面のカード、配置、色、貼り付けた画像や動画、2軸の状態まで、作業ぶん全体をひとつのファイルとして保存できます。この形式が .cdeck(プロジェクトファイル)です。次に開いたときは、閉じたときの盤面がそのまま戻ります。
- ⌘S(メニュー「ファイル」→「保存」)で保存します。初めての保存では名前を付けて保存できます。
- 一度保存したプロジェクトは、同じ操作で上書き保存されます。
- 別のファイルとして取っておきたいときは ⇧⌘S「別名で保存」を選びます。
プロジェクトを開く(無料)
.cdeck ファイルは、いくつかの方法で開けます。読み込みはすべて無料です。
- ⌘O(メニュー「ファイル」→「ファイルを開く…」)
- ファイルを盤面へドラッグ&ドロップする
- ファイルをダブルクリックしてアプリで開く
複数の .cdeck をまとめてドロップすると、それぞれが別々のタブとして順番に開きます。すでに開いているファイルを重ねてドロップしても、二重に開かず既存のタブが使われます。
クリップカードだけを書き出す・読み込む(.clipcard)オプション
プロジェクト全体ではなく、選んだクリップカードだけを持ち出したいときは .clipcard 形式を使います。カードの本文・色・貼り付けたメディアを1つのファイルにまとめられるので、別のプロジェクトへ渡したり、素材として使い回したりできます。
- メニュー「ファイル」→「カードを書き出す (.clipcard)」… 選択したクリップカードを書き出します。オプション
- メニュー「ファイル」→「カードを読み込む (.clipcard)」… .clipcard を盤面へ取り込みます(無料)。
- メニュー「ファイル」→「カード画像を書き出す」… カードに入っている画像を、画像ファイルそのものとして書き出します。
エクスポート ― 書類として書き出すオプション
盤面での作業成果は、そのまま配れる書類ファイルとして書き出せます。中心となるのが「書き出しプレビュー」です。カードを選んで ⇧⌘U を押すと、選択したカードの内容を1本の読み物としてつないだプレビューが開き、内容を確かめてから形式を選んで書き出せます。
| 形式 | 主な使いどころ |
|---|---|
| Word(.docx) | 見出しや画像付きの文書として整形 |
| PowerPoint(.pptx) | プレゼン資料としてまとめる |
| 配布用に固める | |
| テキスト/Markdown | 軽量なテキスト、Web向けの書き出し |
| 電子書籍(EPUB) | 電子書籍として読める形にする |
| 絵コンテ | 画像とテキストをコマ割りで並べる |
電子書籍(EPUB)として書き出すときは、本の開き方向を選べます。日本語の本らしい「右開き・縦書き」と、横組みの「左開き・横書き」に対応しています。
そのほかの書き出し口
- 議事録をテキスト出力 … コントロールパネルの議事録タブから、全発言をテキストファイルに書き出せます(「議事録をコピー」でクリップボードへのコピーもできます)。
- 拡大表示のテキスト出力 … クリップカードの拡大表示から、そのカードの本文を書き出せます。
- エージェントによる書き出し … エージェントに頼めば、Word/PDF/PowerPoint/Excel/CSVの書類を作ってくれます。表計算やCSVが必要なときはこの経路が便利です。
- コード実行画面の書き出し … HTMLカードの実行結果を、HTML・表(CSV)・画像として書き出せます。
外部のファイルを盤面に取り込む(無料)
手元の資料を盤面に持ち込んで、そのまま素材として使えます。取り込みはすべて無料です。
フォルダをまとめて読み込む
⌘I(メニュー「ファイル」→「フォルダを読み込む…」)でフォルダを選ぶと、フォルダ内の1ファイルにつき1枚のクリップカードを作り、格子状に並べて配置します。テキスト・画像・動画・PDF・.clipcard に対応しています。
PDFはどこに落としても文字を取り込む
PDFは4つの落とし先に対応し、いずれもテキストを自動で抜き出して取り込みます。
- 送信欄へドロップ
- 盤面へドロップ
- フォルダ読み込み経由
- カード本文へドロップして追記
画像・メディア・テキストの取り込み
画像や動画のファイルは、盤面に落とすとメディア付きのクリップカードになります。テキストファイル(txt・md)は中の文章がカード本文に取り込まれ、文字コード(文字化けの原因になる保存方式の違い)も自動で判定されるので、古いファイルでも崩れにくくなっています。
