06自動化
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自動工場と自動会議
複数のカードをつないでAIに連続作業させるのが「自動工場」、複数のAIカードどうしを討論させるのが「自動会議」です。段取りを自分で回さなくても、カードたちが勝手に仕事を進めてくれます。
2つの自動化のちがい
| 自動工場 | 自動会議 | |
|---|---|---|
| かたち | ベルトコンベア(直列リレー) | 円卓会議(全員が同時に発言) |
| 流れ | 前のカードの結果を、次のカードが受け取って加工していく | 毎ターン、全員がほかの全員の意見を読んで発言し直す |
| 向いている仕事 | 工程のある作業(調査→構成→執筆→仕上げ など) | 視点をぶつけ合う検討(賛成派×反対派×専門家 など) |
| 結果 | 最終工程の成果物カード | 「会議の結論」カード+議事録カード |
自動工場コンポーザー(依頼から自動で組み立てる)
いちばん手軽な入口は、指示デッキの送信ボタンの長押しです。入力欄に書いた自然な言葉の依頼を、AIが「カードのチェーン(連鎖)設計図」へ自動で組み立てます。まだβ版のため、組み立ての前に確認モーダルが表示されます。
- 指示デッキの入力欄に、やりたいこと(依頼)を書きます。
- 送信ボタンを下に引き下げたまま、約1.4秒待ちます。長く引き続けると「自動工場」へ昇格します。
- 指を離すと確認モーダルが表示されます。進めると組み立てが始まります(数十秒かかります)。
- できあがると、盤面にカードのチェーンが並びます。この時点ではまだ実行されず、動き出しを待っている状態です。
自分の手で工場を組む
チェーンは手動でも組めます。材料にしたいクリップカードを2枚以上選び、次のいずれかで「自動工場にする」を実行します。
- ⇧⌘L(メニュー「カード操作」→「自動工場にする」)
- コントロールパネルの「自動工場にする」ボタン
選んだカードが枠で囲われて、リレーの隊列になります。指示デッキからの指示は左端のカードに渡され、その後はベルトコンベア式に後工程へ送られていきます。
組んだ流れを動かす(リレー実行)
- グループの先頭カードの左上に、丸い「実行開始」ボタンが表示されます。これを押すと動き出します。
- 指示デッキからの一斉送信でも起動できます。
実行が始まると、座標の順(左上から)に1枚ずつ直列で処理されていきます。
カードからカードへ何を渡すか(3つの型)
| 型 | 次のカードへ渡すもの | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 雪だるま式(既定) | これまでの履歴をすべて積み上げて渡す | 検討や議論を積み重ねていきたいとき |
| バルブ(記憶リセット) | 参考の履歴を捨て、直前の結果だけを渡す | 視点を切り替えたい・とらえ直したいとき |
| パススルー(コード実行) | コード中の変数をリレーの内容で置き換えて実行 | HTMLコードなどを流し込んで動かすとき |
最終カードまで進むと、結果が1枚のクリップカードとして残り、グループは解散します。
自動会議 ― AIどうしを討論させる
自動会議は、複数のAIカードを1つの円卓につかせ、テーマについてターン制で相互討論させる機能です。それぞれのカードに違う役割(賛成派・反対派・専門家など)や違うAIモデルを持たせておけば、性格の異なるAIどうしの白熱した検討が自動で進みます。
会議を組む
- 会議に参加させたいクリップカードを2枚以上選びます(それぞれのカードに、役割や立場をメモしておくと効果的です)。
- ⇧⌘K(メニュー「カード操作」→「自動会議にする」)か、コントロールパネルの「自動会議にする」ボタンを押します。
- カードが会議の枠で囲われ、先頭に「自動会議を開始 ▶」ボタンと、「自動会議の回数」スライダーが現れます。
会議を始める
- 「自動会議の回数」スライダーで、討論のターン数を1〜10回から選びます(初期値は1回)。
- 指示デッキの入力欄に、議論のテーマを書きます。
- 「自動会議を開始 ▶」を押すと、討論が始まります。
会議の進み方
- 毎ターン、参加している全カードが「前のターンの全員の意見」を読んだうえで、自分の意見を発言し直します。
- 各カードは自分に設定されたAIモデルで発言します。カードごとにモデルを変えておけば、Claude対GPT対Geminiのような異種AI討論になります。
- 最終ターンでは元のテーマに立ち返り、議論を結論へ向けて収束させます。
会議の成果物
- 「会議の結論」カード ── 全員の最終意見を統合したまとめが、1枚のクリップカードとして生まれます。
- 議事録カード ── ターンごとの区切り付きで、全発言を記録したカードが残ります。
- コントロールパネルの議事録にも、各カードの全発言がそのまま記録されます。
実行中のようす(進捗表示と中断)
自動化の実行中は、画面上部のタイトルバーで進み具合が分かります。道具を実行するたびに「ステップN/M」と道具名が表示され、タイトルバーの下地が青と緑のグラデーションに変わります。
自動工場やエージェントの処理は Esc でいつでも中断できます。
